リサイクル工程を経た廃油は、再生重油へと生まれ変わります。 この安価で高品質な再生重油は、発熱量などは一般に知られる重油と変わらないので、鉄鋼の加熱乾燥用やアルミニュームの熔解用として使用されています。 また大気汚染の要因の一つである、SOxのもととなる硫黄分が少ないという特徴も兼ね備えております。
再生重油の性状と規格重油(A重油・C重油)の比較
性 状 | 再生重油 | A重油 | C重油 |
比重 15/4℃ | 0.8800〜0.8910 | 0.8300〜0.8700 | 0.8700〜1.0000 |
反 応 | 中 性 | 中 性 | 中 性 |
引火点 ℃ | 80〜100 | 70〜110 | 90〜170 |
粘 度(50℃) CST | 14〜22 | 2〜4 | 50〜300 |
流動点 ℃ | -10以下 | -10以下 | -5〜50 |
残留炭素分 % | 0.5〜1.5 | 0.2〜0.6 | 4〜11 |
灰 分 % | 0.1〜0.5 | 〜0.01 | 0.01〜0.07 |
硫黄分 % | 0.4〜0.7 | 〜1.2 | 0.1〜3.8 |
水 分 % | 0.5以下 | 〜0.02 | 〜0.2 |
総発熱量 KJ/Kg | 41000〜45000 | 45000〜50000 | 39000〜45000 |
●再生重油の主たる販売先業種
製紙、肥料製造、鉄鋼、アルミ、浴場他
廃アルコール等のカロリー調整を行い燃料にリサイクルします。


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廃油及び再生油(混合燃料)のタンク群 |

アスベストを含んでいる住まいの建材は内装材(天井や壁)、吸音断熱材(天井や床)、外装材(外壁や軒)、屋根材などです。用途は幅広く、また目に見えない箇所に使われている場合も多いので、対策には専門知識と優れた技術が求められます。まずは、アスベストの有無の分析が必要です。
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位相差顕微鏡 | X線解析装置 | アスベスト含有分析 対象物見本 |
![]() 発がん性物質・アスベスト(石綿)は、その粉じんを吸収してから数十年の潜伏期間を経て中皮腫・肺ガンなどの恐ろしい病気を引き起こすとことから「静かな時限爆弾」とも呼ばれています。アスベストは1970年から1990年代にかけて大量に輸入され、その多くは建材として全国の建築物に広く使われました。私たちの生活環境にも大きな不安をもたらしているアスベスト問題。平成17年7月1日には「石綿障害予防規則」が施行になり、建築物の解体作業などを行う際には、あらかじめ石綿使用の有無を調査することが義務づけられています。大切なご家族の健康や毎日の生活環境を守るためにも、アスベスト分析は実績豊富な日本重化学工業にお任せください。 |
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